Column
2023.07.21
熊本で注文住宅を建てるにあたって、住宅メーカー選びは重要です。この記事では、良い施工業者を選ぶためのポイントについて、ネット上の口コミを交えて解説しています。熊本での住宅のトレンドなど、家づくりに役立つ情報もお伝えしていますので、ぜひご一読ください。
熊本県で一戸建ての注文住宅を建てたいけれど、どの施工業者を選べば良いかお悩みではありませんか。
熊本県にはたくさんの住宅施工業者があります。
理想の住まいを実現するために、業者選定は非常に重要です。
しかし、数多くの施工業者の中から何を基準に選べばよいのでしょうか。
信頼性や満足度の高い業者を選ぶための手掛かりの一つとして、実際に建築された方の口コミがあります。
本記事では、熊本県で実際に住宅を建築されたオーナー様の口コミをもとに、住宅メーカーを選ぶ際のポイントなどをお伝えします。
熊本で建築をする際に意識したいこともお伝えしていますので、参考にしてみてください。
住宅施工業者として「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」といった呼び名を聞くことがあります。
ハウスメーカー・工務店・設計事務所の違いは何でしょうか。
実はどういった業者をハウスメーカーと呼ぶのか、明確な定義はありません。
しかし、一般的に次のような特徴のある業者がハウスメーカーと呼ばれています。
●全国展開している
●住宅展示場でモデルハウスを公開している
●商品がパッケージ化されている
●自前の生産設備をもち、建築資材を前加工することで大量生産できる
ハウスメーカー誕生の歴史は、住宅の需要が高まった1950年代後半の高度経済成長期にさかのぼります。
それまでの住宅建築は、木材を現場で職人が加工する「在来工法」で行われていました。
しかし、住宅の需要が一気に高まったことから、材料を工場でパネル化・ユニット化して現場に運び施工する「プレハブ工法」が導入され始めました。
こうした効率的に安定した品質の住宅を建てられるシステムを備えた会社が「ハウスメーカー」と呼ばれるようになりました。
そして現在では、自前の生産設備で資材の大量生産ができ、安定した品質の住宅を供給できる会社がハウスメーカーの特徴となっています。
次に、工務店の特徴は以下のとおりです。
●地域密着型で施工範囲は狭い
●設計、施工、アフターメンテナンスまで自社で請け負う
●注文による個別設計に対応できる
工務店は地域密着型であり、その地域に精通しているという特徴があります。
年間数棟から数十棟の住宅を供給している規模の業者を指すことが多いです。
特定のプランが無い場合も多く、プランの自由度が高いことも特徴の一つです。
最後に、設計事務所の特徴は以下のとおりです。
●主に建物の設計と監理を行い、施工は実施しない
●建築家と共にデザイン性のある住宅を設計できる
設計事務所は施工会社とは分離しており、施工は施工会社が行います。
設計契約と工事契約は別で結ぶ必要があり、建設中は設計事務所が施工会社と施主の間に入って窓口となることが一般的です。
ハウスメーカー・工務店・設計事務所のどれが自分たちにマッチしているのか、理解した上で選びたいですね。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、参考にしてみてください。
前述のとおり、ハウスメーカーは効率的に安定した品質の住宅を建てられるという特徴があります。
そして、長年にわたりブランドと信頼性を築いてきました。
ハウスメーカーは、お客様に一定の品質基準を備えた住宅を建てられる、という安心感を提供しています。
一方で、部材の大量生産で商品がパッケージ化されていることが多く、デザインや仕様にオリジナリティを求めることには限界があるかもしれません。
また、広告費や下請けへの中間マージンで、工務店に比べ価格が高い傾向があります。
工務店は、個別の要望やニーズに合わせて、プランの自由度が高いという特徴があります。
そのため、オーダーメイドの住宅を実現することができます。
また、直接取引をすることによって、ハウスメーカーよりもコストパフォーマンスが高い傾向があります。
一方で、工務店では個々の業者によって品質にばらつきがあります。
また、土地探しやデザインの提案など、一部の面では自身で手配する必要がある場合があります。
設計事務所の一番の魅力は、建築家と相談しながらデザイン性のある住宅をつくるという点です。
敷地の条件などが特殊で、設計力を必要とする場合にも有効な提案が期待できます。
デメリットとしては設計期間が長く、スピーディな対応は難しい場合があることです。
また、独自のデザインやカスタマイズに見合った費用がかかります。
時間と費用をかけても、オリジナリティあふれる唯一無二の住宅を建てたいという方にはおすすめです。
以下では、ハウスメーカー・工務店・設計事務所を合わせて「住宅メーカー」としてご紹介しています。
熊本県にはどんな住宅メーカーがあるのか調べてみると、各会社で特徴は異なり、得意としている分野も様々です。
評判の高い住宅メーカーの特徴と得意分野を一部ご紹介します。
どんなところにこだわりをもっているのか、そのこだわりが自分たちにマッチするのかを考えながら住宅メーカーを選びましょう。
熊本県では、熊本地震を経験していることから住宅に耐震性を求める方は多いです。
住宅の耐震性を見極める際の指標となるのが「耐震等級」です。
数値が高いほど住宅の耐震性能が高く、耐震等級は3が最高。
等級の取得は任意ですが、耐震等級が高い建物であれば安心ですよね。
熊本地震でも、耐震等級3で設計された住宅は倒壊が無く、約9割は無被害でした。
熊本県には、耐震等級3を標準仕様としている住宅メーカーもあります。
耐震性だけではなく、家の性能には「断熱性」「気密性」「省エネ性」「防火性」「防犯性」などがあります。
冬は寒く、夏は高温多湿という熊本の厳しい気候風土で快適に暮らすためには、外気の影響を受けにくい住宅が理想的です。
そのためには、建物の断熱性や気密性も注目したいポイントです。
断熱性能に関しては、工法や使用する断熱材が影響します。
熊本県には、高い断熱性能を保証している住宅メーカーもあります。
お客様に建物の性能を体感していただくため、モデルハウスへの宿泊体験を提供している住宅メーカーもあります。
コストパフォーマンスが高い、いわゆる「ローコスト住宅」を建築できるメーカーがあります。
ローコストとはいえ、性能が悪いというわけではありません。
特徴として、コンパクトな住宅にはなりますが「家族を近くに感じられる」「メンテナンスが容易」といったメリットもあります。
熊本県には、ローコストでありながらも、デザイン性のあるこだわりのマイホームを建築できるコストパフォーマンスに優れた会社もあります。
熊本県の住宅メーカーの多くは木造軸組工法を採用しています。
その他の工法として、大手の住宅メーカーや、一部の工務店では鉄筋コンクリート造(RC造)を得意としています。
木造住宅には自然素材ならではの温かみや風合いがあり、鉄筋コンクリート造より低コストで建築できます。
一方で木は自然素材のため、経年劣化や虫害のリスクに備えて定期的なメンテナンスや防腐処理は必須です。
鉄筋コンクリートは高い強度をもち、地震や風などの自然災害に対しても耐久性に優れています。
また、木造に比べ柱や梁などの配置に制限が少なく、大空間を実現できます。
しかし、鉄筋コンクリートは素材自体のコストが高いため、施工コストは高くなります。
重量があるため、施工期間も木造に比べて長くなる傾向があります。
木造と鉄筋コンクリート造ではそれぞれにメリット・デメリットがあるので、特徴をふまえて検討しましょう。
住宅に使用する木材は、その土地で育ち、生産されたものが最も適しているともいわれています。
熊本県は木材の資源が豊富であり、構造材や内装材に県産木材を使用している住宅メーカーもあります。
さらに、熊本県では「くまもとの家は、くまもとの木で」をコンセプトにした取り組みとして「くまもと県産木材アドバイザー」を認定しています。
くまもと県産木材アドバイザーは、県内の森林・林業・木材産業の現状及び県産木材の特性や利用をすることの意義など、幅広い知識を有しています。
くまもと県産木材アドバイザーのいる住宅メーカーに相談すれば、県産木材を有効に活用した家づくりを提案してもらえます。
熊本県には、完全自由設計で自分好みの住宅を1からつくり上げられる住宅メーカーもあります。
プランの自由度が高いのは、地域密着型の工務店に多い傾向があります。
相談しながら細かい部分までこだわってつくりたい、という方には地域に根差した工務店がおすすめです。
実際に熊本の住宅メーカーに寄せられた、良い口コミを調査しました。
良い口コミのキーワードは「顧客対応」「価格」「アフターフォロー」です。
住宅建築は、人生で何度も経験するものではありません。
初めての経験に不安をもつお客様が、親身で丁寧だと感じる担当者の対応に良い評価をしています。
特に、融資に関して心配な方は多いです。
営業担当に対して
「一つ一つ丁寧に説明してくれた」
「悩みや不安に寄り添ってくれた」
のような口コミが目立ちます。
家づくりで最初に関わる営業担当者の対応は、お客様との信頼関係を築く上で非常に重要です。
熊本にはお客様の不安に寄り添い、誠実な対応をしてくれる営業担当者が多いことが分かります。
営業担当者・施工担当者、また会社として対応が早いということも高評価につながっています。
お客様が、LINEですぐに担当者と連絡を取れる住宅メーカーもあります。
「質問に対しての回答が早い」
「指摘箇所への修理が早い」
ということは安心できるポイントになりますね。
住宅は一生に一度の大きな買い物のため、できる限り理想を叶えたいと思うものです。
住宅メーカーの担当者が、お客様の希望や要望にじっくりと耳を傾け、寄り添う姿勢は信頼へとつながります。
住宅メーカーは、お客様の声をしっかりと聴いた上で、できること・できないことをはっきりと伝えることも大切です。
また、プロならではの視点でアドバイスをすることも、お客様にとっては有難いことです。
押し付けではないアドバイスがもらえて良かった、という声もあります。
住宅メーカーによって坪単価には幅があります。
坪単価とは、一坪あたりの建築費用のことで、建物の本体価格を延床面積で割った数値を指します。
口コミの中には、標準仕様や住宅性能をトータルで見て、自身の住宅は納得の価格設定だったという声があります。
小さなお子様がいると、なかなか落ち着いて打合せができないということがありますよね。
そんなとき、スタッフが子どもと一緒に遊んでくれたり、打ち合わせ場所に子どもの喜ぶ遊び道具が充実していたりすると助かります。
子連れでもじっくり打合せができるメーカーは、評価が高いです。
中には、保育士の資格をもったスタッフが常駐している住宅メーカーもあります。
住宅完成後も、お客様としっかりコミュニケーションをとっているメーカーは評価が高い傾向があります。
定期的な点検や不具合が発生したときの対応など、丁寧なアフターサービスの内容に満足しているという口コミがあります。
建築現場は、特に近隣の方によく見られているものです。
熊本には、建築現場が綺麗との口コミのある住宅メーカーがあります。
現場が綺麗だと、近隣の方からの印象も良く、お客様に評価されるポイントになりますね。
良い口コミに対して、悪い口コミについても調査しました。
悪い口コミのキーワードは「顧客対応」「遅延」「アフターフォロー」です。
熊本には、誠実な対応をしてくれる営業担当が多い一方で、一部の営業担当に対しては態度が悪いとの口コミがあります。
具体的には、電話対応の悪さや時間に対してのルーズさ、他社への悪口の多さなどが挙げられています。
住宅の性能が良くても、担当者の対応によっては候補から外してしまうこともあるでしょう。
見積りがいい加減で、不透明な部分があると住宅メーカーへの信頼度はダウンしてしまうでしょう。
お客様は住宅メーカーに対して、価格に納得できるよう、丁寧な説明を求めています。
適切な工程管理ができておらず、大幅に工事が遅延してしまったというケースもあります。
お客様は引き渡しに合わせて引越しなどを予定するため、工事の遅延は重大なクレームにつながってしまいます。
建築現場での車両の出入りや音の問題で、近隣への配慮がないと感じたお客様もいます。
これから長くその地で生活することを考えると、きちんと近隣への配慮をしてくれるメーカーを選びたいですね。
家を建てたあとは放置されている、と感じているお客様もいます。
建てたあとに連絡が取りにくくなったり、不具合に対応してもらえなかったりするとお客様は不安になります。
口コミを分析してわかった、良い住宅メーカーの特徴は以下のとおりです。
良い住宅メーカーには、多くの実績があります。
メーカーのホームページを見て、施工事例が豊富に掲載されているか見てみましょう。
また、お客様が住宅メーカーに満足している場合「知人に紹介したい」というコメントが多く見られました。
住宅メーカーで担当者に「建築物件数における紹介の割合」について尋ねてみるのも参考になるでしょう。
その地域に詳しい人に評判の良い住宅メーカーはどこか、聞いてみるのも良いですね。
マニュアル通りの決まり切った対応しかしないメーカーに対しては、不信感が募ります。
できる限り、顧客の要望や悩みに寄り添った柔軟な対応をしてくれるかどうかも重要なポイントになります。
アフターサポートの内容も確認しましょう。
保証内容を明確に説明し、お客様が保証範囲や条件を理解できるように努めているかどうかも大切です。
良い住宅メーカーほど、お客様との丁寧で迅速なコミュニケーションを重視しています。
お客様との信頼関係を築く上での、コミュニケーションの重要性を理解しているためです。
お客様の不安を取り除き、寄り添ってくれる担当者がいる住宅メーカーを選びましょう。
住宅建築をスムーズに行うためには、工程管理が非常に重要です。
良い住宅メーカーは現場監督が個々の進捗状況を把握し、工期通りに進められるよう的確に施工管理をしています。
営業担当や現場の職人さんと連携がとれ、必要なタイミングでお客様が手続きをできるようにお知らせします。
口コミを分析してわかった、悪い住宅メーカーの特徴は以下のとおりです。
注文住宅の建築では、担当者と様々なやりとりを重ねます。
担当者とのコミュニケーションが円滑にとれない場合は、問題が発生したり会社への不信感につながったりします。
営業担当は、工事に関することを質問されてもすぐに答えられない場合があります。
そんなときはすぐ担当者に確認をするなど、できる限り早く回答しようという姿勢がみられるかが大切になります。
住宅の価格に関する説明が曖昧で、不透明さを感じる場合は要注意です。
各住宅メーカーでは「坪単価」という大まかな建築費用を知るための指標があります。
これは一坪あたりの建築費用を指しますが、この坪単価に含まれる内容に明確な定義はありません。
打合せを進めていく過程で様々な追加費用が発生し、当初の予算より大幅に高くなってしまったということは珍しくありません。
ポイントはメーカーが、何にどのくらいの費用がかかっているのかを明確に説明してくれるかどうかということです。
住宅建築においては提示された価格を鵜呑みにするのではなく、疑問点があれば遠慮なく確認しましょう。
建築後のアフターサポート内容も、顧客満足度に大きく影響しています。
住宅は、建てたあとの方が重要といっても過言ではありません。
不具合に対して連絡をしても、いつまでも対応してくれないなどアフターサービスの対応に不満がある場合には安心して生活できませんよね。
現在は品確法により、新築住宅においては引き渡しから10年間は基本構造部分に対しての保証が義務付けられています。
最低10年の初期保証となるわけですが、メーカーによっては10年以上の初期保証や保証の延長を行っているところもあります。
また、定期的な無償点検を行っているメーカーがほとんどですが、その期間は様々ですのでどのくらいの期間受けられるのか、確認してみましょう。
現場が汚い、施工不良、期限内に工事が終わらないといった問題の原因は、不適切な施工管理にあります。
こういった場合は、現場に対する社内のチェック体制が機能していない可能性があります。
熊本で、後悔しない住宅メーカー選ぶためのポイントを解説します。
「絶対にこれだけは譲れない」という優先度の高い要望や、希望予算はあらかじめ明確にしておきましょう。
例えば「二世帯住宅を建てたい」「趣味を楽しむための部屋をつくりたい」「インナーガレージをつくりたい」など要望は様々ですよね。
要望や予算を明確にしておくと基準ができるため、住宅メーカー選びがしやすくなります。
各メーカーの施工事例などを参考に、プランやデザインが自分の理想と合うか確認しましょう。
モデルハウスへの来訪も、イメージの把握をするためには有効です。
ここまでの記事でもお伝えしましたが、熊本で気になる住宅メーカーを見つけたら口コミや評判を見てみましょう。
実際に建築をされたオーナー様に話を聞くのが一番ですが、難しい場合はネットや地域の情報誌を見てみましょう。
各メーカーのホームページにあるお客様の声は、ネガティブな評価は書かれていないことがほとんどなので、口コミを集めたサイトなどを参考にしてみましょう。
同じ条件で複数社から見積りをとることをおすすめします。
同じ条件にすることで、比較検討がしやすくなります。
競合がいることでより良い条件が提示される可能性もありますが、極端な値下げを提示してくるメーカーには注意しましょう。
工事の質を低下させる恐れがあるためです。
見積りは値下げを要求するためのものではなく、あくまでも比較検討の資料として活用しましょう。
担当者と相性が合うか、必ずチェックしましょう。
違和感をもったまま進めてしまうと、後悔することになりかねません。
担当者の知識や情熱も大切ですが、自分が話しやすく信頼できる相手であるかどうかも大切なポイントです。
注文住宅の建築を検討し始めると、期間限定のキャンペーンなどが提示され「早くメーカーを決めなければ」と焦ってしまう方も多くいます。
しかし、これから長く付き合っていく住まいづくりのパートナーです。
後悔しないためにも住宅メーカー選びは慎重に行いましょう。
良い住宅メーカーであればお客様のことを考えて、強引に進めることなく、きちんと納得いただいてからのご契約となるはずです。
自分たちの希望を明確にして、納得できるまで検討し、理想の住まいを実現しましょう。
熊本ではどんな住宅がトレンドなのでしょうか。
多くの住宅メーカーのホームページや情報誌で目にする、トレンドのワードをまとめてみました。
熊本では、木の家に住みたいと思っている方が多い傾向です。
木造住宅は耐震性が低いと思われがちですが、実はそのしなやかさから地震の揺れを逃がしやすいという特性があります。
木の家は心地よさと耐震性を兼ね備えられることから、木造住宅の素晴らしさが改めて認識されているのです。
さらに、無垢材や漆喰壁などの自然素材をふんだんに使った住まいは、暮らす人の健康や環境にも優しく、快適に過ごせます。
木の温もりや自然を感じながら健康的に過ごせる住宅が、注目されています。
全国的にも平屋の人気は高まっています。
平屋には「建築コストやメンテナンス費用を抑えられる」「地震に強い」など多くのメリットがあります。
シンプルでモダンなデザインが採用されるため、デザインを重視する若い世代にも人気です。
熊本では、各メーカーで平屋のモデルハウスを続々と建設しており、平屋専門店として施工する業者もあります。
ZEH(ゼッチ)とは「ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称です。
これは、住宅が年間を通じてほとんどエネルギーを消費せず、必要なエネルギーをすべて再生可能なエネルギー源から供給することを目指した住宅のことを指します。
ZEH(ゼッチ)は、省エネルギー技術と再生可能エネルギーの活用を組み合わせて実現されます。
具体的には、良質な断熱材の使用、高効率なエネルギー設備の採用、太陽光発電システムの設置などです。
熊本県にはZEH(ゼッチ)の家が建てられる住宅メーカーが多くあります。
2023年現在、ZEH(ゼッチ)の評価を受けた新築住宅の建築や購入に対する補助金制度があり、熊本県においてもZEH(ゼッチ)住宅の普及率は目覚ましいものがあります。
近年の電気料金の値上げなどにより、光熱費の節約にもなるZEH(ゼッチ)はますます注目を集めています。
住宅メーカーへの口コミやトレンドのワードから見える、熊本で住宅を建てるときに意識したいことについてご紹介します。
住宅メーカーへの口コミを分析してみると、資金計画に不安を持っていた方が多いことが分かりました。
住宅ローンの借入額は、借り入れ可能な総額から考えるのではなく、現在の家計から返済に充てられる金額をもとにして考えるほうが現実的です。
まずは家計に向き合って、頭金や毎月返済可能な住宅ローンの借入額などを把握し、希望の総予算を決めましょう。
その上で、信頼できる担当者に資金計画について相談し、ポイントとなる、住宅ローンの選び方についてアドバイスをもらいましょう。
住宅ローンは大きく分けて、公的ローン・「フラット35」などの準公的ローン・民間ローンがあります。
また、金利タイプも「固定」「変動」の2種類があります。
住宅建築においては、家計のお金に関するプライベートな状況を共有するため、担当者とのコミュニケーションが重要です。
不安に寄り添い、どうすれば理想の家を予算内で建てられるのか一緒に考えてくれる担当者を見つけましょう。
理想の家を無理のない資金計画で建てられることが分かれば、建築計画はより楽しいものになります。
熊本県では最大震度7を観測した熊本地震を経験したことにより、住宅建築において耐震性は欠かせない要素となっています。
さらに、豪雨による被害も頻繁に起こっていることから、災害に強い家づくりをする必要があります。
近年内閣府が発表している自然災害の多くが、地震と豪雨によるものです。
そのため、特に地震と豪雨に留意した家づくりを行っていくことが大切です。
災害が起きたときに被害を最小限に抑えられること、災害が起きた後も住み続けられることの2点を考えながら家づくりを行っていきましょう。
前者は構造や材質に関わります。
耐震性の高い工法や素材を採用することで、建物自体が地震により被害を受けにくい性能を有することができます。
水害に関しては、居室の床を高くしたり、最上階に避難場所を確保したりといった対策をすることが可能です。
細かい部分では、置き家具をなるべく置かず、収納は造り付けにするということも地震への対策になります。
後者は設備に関わります。
災害時のエネルギー確保として、太陽光発電や蓄電池など自家発電の設備を備えるという選択もあります。
各住宅メーカーが、災害に強い家づくりに力を入れています。
それぞれの強みを踏まえ、災害に負けない家を実現しましょう。
創エネ・省エネ・断熱対策によりエネルギー収支ゼロを目指したZEH(ゼッチ)住宅や、地産地消に貢献した県産木材使用の住宅など、環境に配慮したサステナブルな家づくりです。
特に熊本の気候下で快適に暮らすためには、高気密・高断熱住宅は理想です。
環境に配慮した家は、住む人の健康に配慮した家にもなっています。
熊本県は、豊かな森林と水資源を有しています。
その資源を守り、また有効に活用しながら自然と調和する家づくりが求められています。
理想のプランやデザインをイメージするために、モデルハウスを訪れると良いとお伝えしました。
熊本県にも多くのモデルハウスがあります。
ここではモデルハウス見学の事前準備と訪問時に見るべきポイントをご紹介します。
モデルハウス見学の事前準備として、気になる住宅メーカーをピックアップして、ある程度情報を見ておくことをおすすめします。
事前にリサーチしておくことで、その住宅メーカーならではの見るべきポイントが分かります。
ホームページを確認したり、カタログなどを資料請求して取り寄せたりするのも良いでしょう。
メーカーによっては、動画でモデルハウス案内をしていることもあります。
1日で複数のモデルハウス見学を予定するときは、時間が足りなくなった場合を考えて、見学の優先順位をつけておきましょう。
来場予約ができる場合は、しておくと安心ですね。
総合展示場では、土日や祝日を中心に開催されている無料イベントもあります。
家族みんなでモデルハウス見学を楽しみたい方は、それらのイベント情報もチェックしてみましょう。
モデルハウスでは、実際の住宅の間取りや部屋の配置を体感できます。
リビングの広さや配置、各部屋同士のつながりなどを確認し、自分たちの生活スタイルに適した間取りはどんなものかをイメージするヒントになります。
住みやすい家にするためには、動線の計画が重要になります。
特に時短がキーワードになる家事動線をきちんと計画することで、生活にゆとりが生まれます。
朝起きてから夜寝るまでの家族の活動を、イメージしてみると良いでしょう。
各メーカーによって、得意とする住宅のスタイルは異なります。
外観のデザインや内装をみて、自分の好みとマッチしているか確認しましょう。
外壁はサイディングか塗り壁かによって、印象は随分変わります。
無垢材や漆喰壁などを使用したいと思っている方は、内装材に注目してみましょう。
実際の質感や雰囲気を体感できます。
また、モデルハウスのインテリアはテーマを決めてコーディネートされていることが多いため、インテリアの雰囲気からもそのメーカーの特色が分かります。
設置されている設備も確認しましょう。
もし、気になっている住宅設備がある場合、それが標準仕様で選べるものであれば嬉しいですよね。
モデルハウスでは、比較的グレードアップされた設備が採用されていることが多いので、標準仕様について確認することも重要です。
最近では実際の生活をよりイメージしやすい、リアルサイズのモデルハウスも多くあります。
「モデルハウスは豪華すぎてイメージしにくい」という方は、リアルサイズのモデルハウスや実例がみられる完成現場見学会などに足を運んでみると良いでしょう。
受付スタッフや営業担当者の対応を確認しましょう。
モデルハウスで詳しく知りたいことがあったら、担当者にどんどん質問してみましょう。
そこでの対応で、担当者の専門性や人柄が分かります。
もちろん、案内してくれた方が担当になるとは限りませんが、熱心に耳を傾けてくれるスタッフがいる会社にお願いしたいものです。
大海建設は、熊本に根ざす住宅メーカーとしてお客様の理想を叶える家づくりをサポートしています。
木と鉄を組み合わせた梁を使用した「テクノストラクチャー工法」で耐震等級3の高い耐震性を実現。
地震や台風災害に強い工法を活かして、安心して過ごせる福祉施設の建設にも力を入れています。
地震に負けない高品質な家づくりを通して、地域の皆さまの暮らしを守ります。
快適な室内環境と省エネ性を両立した、ZEH(ゼッチ)住宅の建設にも対応しています。
ライフスタイルやご要望に沿った家づくりのため、お客様の理想の住まいについてぜひ一度私たちにお聞かせください。
熊本県には多くの住宅メーカーがありますが、口コミなどを参考にしながら慎重に選ぶことが大切です。
そのために、まずは自分たちのニーズや予算を明確にしましょう。
そして、無理のない資金計画で災害に強く、環境にも配慮した家が建てられることが理想です。
家づくりは本来、夢が広がり楽しいものです。
不安を払拭し、希望をもった住宅建築ができるパートナーを見つけたいですね。
信頼できる住宅メーカーを見極めて、自分たちのライフスタイルに合った理想の家づくりを実現しましょう。
お電話でのお問合せ0964-28-00959:00〜18:00(水曜定休日)